【SOLDOUT2コラム】木工師による木工アイテム解説

2017年7月24日

木工師プレイも板についてきて、アイテム毎の個性とかが見えてきたので思いつくままにつらつら木工アイテムの解説をしていきたいと思います。

本記事はSO2内でのほとんどを木工師専業・対プレイヤー向け販売という変則プレイ費やしているAthによる独断と偏見と推測を多量に含む記事となっているので、参考にする場合は自己判断でおねがいします。




木工師とは

木工師はオールラウンダー傾向が強い万能職である。

木工師は剣・盾・鎧・杖・道具と幅広いアイテムを作ることができるため、その街の住民の割合に応じた最適なアイテムを生産することができる他職種との親和性も高いため、木工師レベルを上昇させながら別職種へ手を出すことも容易で、幅広いプレイスタイルを楽しむことができる。

また、木工作業は木の枝・丸太が中心になるため原料調達が非常に簡単であるという点が特徴がある。これは原料調達の簡素化という面で非常に有効なメリットであるが、原料相場の高騰による影響を受けやすいデメリットにもなる。相場高騰に対しては木材をあまり消費しない作業に切り替えることである程度の対応は可能なので、相場を見極めつつ注意深く買い付けを行う慎重さも必要である。

木工師に類似した職種には鍛冶職人があるが、木工師と鍛冶職人の違いとして木工アイテムは金工アイテムよりも販売単価を低くできることがが挙げられる。鍛冶職人は作業全般に鍛冶屋の技術が必要になるため、作業コストはそれなりに高くなる傾向がある。一方で木工師の作る木工アイテムは比較的低価格で販売することができるため、現在のSO2序盤と言える経済が安定していない環境において安定した売上と確実な利益を見込むことができる職種である。

木製食器

木工師のメインウエポン。木工師という職種において序盤・中盤・終盤・隙が無いアイテム

丸太1本とノミ1本だけで作れるため作業の敷居が低く作りやすい、また丸太1個から最大10個作成出来るため利益率もとても高い。そのため低価格にしても利益が出るため、非常に売りやすいアイテムである。住民以外にも店舗改装・調理師へのプレイヤー需要もある良アイテム。

その一方で、時間当たりの作成数が並程度であり、単価も安くなりがちなため、食器の販売だけでは売上が伸ばせないのが欠点である。

それでも食器は利益面が優秀過ぎるので木工師レベル5くらいまでは食器だけ作って住民に売るのがベスト。(食器くらいであれば丸太を自給しても良い)

木製家具

木製食器と同じ丸太1本とノミ1本の1時間作業ではあるが、1作業で最大1個しか作成できないため家具の扱いは食器と大きく異なる。それ以前に木工師レベルが高くないと失敗してしまうので、よほどの需要がない限り手を出さない方がいい。

販売単価は木工品の中で一番高く、利益面でも優秀なアイテムではあるが、単価が高くなってしまうので、ほとんどの住民が買うことが出来ず販売棚にいつまでも残ることになる。そのためエメラルド街の住民と店舗改装するプレイヤーに若干の需要がある程度である。

木工品で在庫が大量にあふれている場合であれば生産数の少ない家具作業は倉庫を圧迫しないため、倉庫が溢れ始めたら作ればいいかなくらいのアイテム。

木槌

非常に作り甲斐のあるアイテム、住民・プレイヤー共に需要が高い。

石工師・肉屋・農家・鍛冶屋と幅広いプレイヤーに需要があるアイテムであり、分類が道具であるため価格設定をそこそこ強気にしても住民に売ることができる非常に優秀なアイテムである。木工師にとっては作ってよし・売ってよし・使ってよしというオールラウンダーである。

作業には丸太1本と石10塊が必要なため、木槌で利益を増やすにはいかに石を安く調達するかに掛かっている。石は地図作業や福引券の副産物として倉庫の肥やしにしている人も多いので、注文で一気に仕入れてしまおう。

木槌は木の盾や木の胸当ての作業に必要なので「盾作りたいのに手元に木槌がない!」なんてことの無いように。

ハンターボウ

狩人のマブダチ、これが安定供給されていないと革細工師と肉屋が廃業する、あとは頑なに干し肉しか食べない勇者までもが死ぬ。

扱いは概ね木槌に近いアイテムなのだが、対プレイヤー需要が狩人にしかないこと・糸が必要であり糸単価が石より高いために木槌より高い価格設定となってしまうために、住民への売れ行きがいまいち芳しくなく倉庫の肥やしとなりやすい。そのため木工師の作業の中では優先順位が低くなりがちなアイテムである。また糸価格の相場変動を露骨に受けてしまうので価格を安定させるのも難しい。

決して悪いアイテムではなく利益面でも優秀な方なのだが、木槌が優秀アイテム過ぎて霞んでしまうアイテムである。それでも需要は確実に存在するので革業界と肉業界のためにもがんばって作っておきたいアイテムである。

木刀

木工野郎Mチームのリーダー。思うがままに木の枝を貪る大食漢。

時間当たりの生産量はトップクラス(1時間最大40本)のため、木工アイテムの在庫が切れがちになる場合は木刀の生産量を増やして対応していきたい。

木刀は1回当たりの作業時間が短く回数を重ねやすい分、木工細工入門やノミの消費も激しくなるので、木工師レベルが低いうちはあまり木刀を作らない方が良い。

お坊ちゃんを増やさないと街の未来はないらしいため、木刀は利益を度外視しても格安で売りたいアイテムである。

木の杖

概ね木刀と同じ扱いのアイテムであるが、木刀は剣市の地図でも供給されるため、価格は木の杖の方が高くなる傾向がある。

木刀よりも木の杖の方が成功率が低い(気がする)。売れたときの上昇するステータスが商店であるため、気になる人は一式装備にして売ってしまうのもあり。

木の杖はお嬢ちゃんを増やす必須アイテムなので頑張りたい(確信)

木の盾

本格派木工師のメインウエポン。木の盾で安定した利益が出るようになれば一人前の木工師である。

木の枝と丸太で作成できる木の盾は材料を安定して調達することができ、利益率・売れ行き・価格のバランスも良いため優秀なアイテムである。その一方であまり成功率が高くない(気がする)ので若手クラス(Lv6)の木工師でないと主力にできないアイテムでもある。

おじさんの関心は『盾・道具』のため、木槌などの道具と一緒に販売棚に並べておくとも道具も買っていってくれる。さらに木刀も置いておけば『剣・盾』の関心を持つお兄さんも寄ってきて盾と木刀をセットで買っていってくれる。このように住民向け販売では盾を中心とした関心チェインが完成するため、木の盾の販売は非常に重要である。

木の胸当て

狂気の丸太イーター、別名ゴルフ場製造機。木の胸当ての丸太の消費っぷりは何人かの木こりが咽び泣く。

必要材料・成功率共にトップクラスの効率の悪さであり、生半可な木工師がこれに手を出すと手痛い経済制裁を食らう。原料消費が激しい上に成功率も抜きんでて悪い(気がする)ので、これを量産してまともな黒字を出そうと思ったら最低でも筆頭クラス(Lv7)の木工師レベルが必要になる。

価格設定についても高くせざるを得ないため、住民への売れ行きはあまり良くない。他プレイヤー向けの木製一式装備の材料と割り切って、他の3種の装備を売るための促進剤と割り切ろう。

胸当てを工房で安定供給させるには木の枝2スタック・丸太在庫10スタックを常備する必要がある、ロジスティック的プレイングを心がけよう。

※製造業における原材料調達から製品配送までの物流システム

まとめ

妖精
こんな記事書いちゃって競合する木工師が増えたらどうすんですか?
Ath
我の木工師覇道を邪魔する店がいたら高い木工師レベルと工房作業枠を振り回して木材の高値買い付けと木工アイテム低価格販売で自分もろとも他店の利益を削る焦土作戦で対応したいと思う
妖精
器小さっ!!!

※おそらく今のプレイヤー数では不可能に近いのでご安心を。