【SOLDOUT2コラム】続・木工師による木工アイテム解説

2018年1月28日

前回の木工アイテム解説ですが、市場規模も変わり情勢も変わってきているので現在の環境に合わせた内容に修正しました。

本記事はSO2内でのほとんどを木工師専業・対プレイヤー向け販売という変則プレイ費やしているAthによる独断と偏見と推測を多量に含む記事となっているので、参考にする場合は自己判断でおねがいします。

木工師とは

木工師はオールラウンダー傾向が強い万能職である。

木工師は剣・盾・鎧・杖・道具と幅広いアイテムを作ることができるため、その街の住民の割合に応じた最適なアイテムを生産することができる。他職種との親和性も高いため、木工師レベルを上昇させながら別職種へ手を出すことも容易で、幅広いプレイスタイルを楽しむことができる。

また、木工作業は木の枝・丸太が中心になるため原料調達が非常に簡単であるという点が特徴がある。これは原料調達の簡素化という面で非常に有効なメリットであるが、原料相場の高騰による影響を受けやすいデメリットにもなる。2017年秋のSO2市場においては木の枝・丸太価格ともに安定傾向にあり、材料調達が非常に行いやすいというメリットがある。

木工師に類似した職種には鍛冶職人があるが、木工師と鍛冶職人の違いとして木工アイテムは金工アイテムよりも販売単価を低くできることがが挙げられる。鍛冶職人は作業全般に鍛冶屋の技術が必要になるため、作業コストはそれなりに高くなる傾向がある。

2018年冬のSO2市場動向

各町で住民が増えて500G～のアイテムも住民販売できるようになている
市場基盤が強固になっており、アイテムの相場は安定しているが、それでもアップデートによるアイテム追加で相場変動を吸収できるほどではないようだ。

木製食器

駆け出し木工師のメインウエポン。木工師という職種における序盤において無類の利益率を叩きだす。

丸太1本とノミ1本だけで作れるため作業の敷居も低く作りやすい、また丸太1個から最大10個作成出来るため利益率もとても高い。そのため低価格にしても利益が出るため、非常に売りやすいアイテムである。住民以外にも店舗改装・調理師へのプレイヤー需要もある良アイテム。

その一方で、時間当たりの作成数は多くなく市場規模も小さいため、食器の販売だけでは売上が伸ばせないのが欠点である。木工師レベルが上昇したら別の木工品に転換しよう。

木工師序盤は木工師レベル5くらいまでは食器だけ作って住民売りに回すと経営的に安定する。

木製家具

木製食器と同じ丸太1本とノミ1本の1時間作業ではあるが、1作業で最大１個しか作成できないため注意が必要。成功期待値的には食器と同じぐらいなのだろうが、失敗すると1Gも残らないため、ある程度木工師レベルが高くなってから挑戦しよう。

販売単価は木工アイテムの中で一番高く、利益面でも群を抜いて優秀なアイテムである。2017年秋市場においては各街で住民10000人突破しているため、平均相場くらいで置いておけば住民にそこそこ売れる。筆頭くらいの木工師が作る木製家具は究極の黒字兵器である。

家具を安値で出せるようになれば木工師として一流である。

木工アイテムの中では市場規模が大きい優良アイテムなので、とりあえず空いている販売棚があれば家具を作って埋めておきたい。

木槌

住民・プレイヤー共に需要が高いアイテム。住民にもそこそこ売れる

石工師・肉屋・農家・鍛冶屋と幅広いプレイヤーに需要があるアイテムであり、木工師にとっては作ってよし・売ってよし・使ってよしというオールラウンダーである。大半の木工師は自給してしまうので木工師には売れないが…

作業には丸太1本と石10塊と非常にリーズナブルであり、1作業あたりの原料費は100Gくらいで済むので駆け出し木工師にはぴったりなアイテムである。5本くらいできたら50～60Gくらいでさっさと売りさばいて売り上げの回転を速くするのもアリ。

そうはいっても木槌の市場規模は対して多くないので、木工師レベルが上がったら他の作業も検討しよう

木槌は木の盾や木の胸当ての作業に必要なので「防具作りたいのに手元に木槌がない！」なんてことの無いように。

ハンターボウ

狩人のマブダチ。糸と革相場の影響を露骨に受ける風見鶏アイテム。プレイヤーにまずます売れる

扱いは概ね木槌に近いアイテムなのだが、対プレイヤー需要が狩人にしかないこと・糸が必要であり木槌より高い価格設定となってしまうために、住民への売れ行きがいまいち芳しくなく倉庫の肥やしとなりやすい。そのため木工師の作業の中では優先順位が低くなりがちなアイテムである。

決して悪いアイテムではなく利益面でもまあまあな方なのだが、木槌が便利過ぎて霞んでしまうアイテムである。

最近の情勢では食用獣の暴落やら注文機能の改定やらで革業界に逆風吹き荒れているらしいので、ハンターボウの未来は暗い。

木刀

木工細工入門を使う作業その①

2018年冬環境において、剣市の地図の普及によって木刀は投げ売り価格で販売されることもあるため、原料価格の兼ね合いで木工師が木刀を作ると赤字確定である。後述の木の杖を作った方が良い。

木工師による木刀供給は割に合わないのでやめておこう。

木の杖

概ね木刀と同じ扱いのアイテムであるが、木刀と違い剣市で供給されないため、木刀よりも高い価格で販売されることが多い。

利益率が高いと評判の杖カテゴリであるため、杖を購入する住民は多く木の杖であっても高い利益率を出してくれる。

注意点としては売れたときに上昇する業種ステータスが商店になってしまうため、武器屋を上昇させたい人なんかは注意が必要である。

木の杖はお嬢ちゃんを増やす必須アイテムなので頑張りたい。

木の盾

本格派木工師のメインウエポン。木の盾で安定した利益が出るようになれば一人前の木工師である。

木の盾は利益率・売れ行き・価格のバランスも良いため優秀なアイテムである。その一方であまり成功率が高くない（気がする）ので若手クラス(Lv6)の木工師でないと主力にできないアイテムでもある。

木の盾の生産を始めると材料・道具は自給するよりも購入したほうが売り上げが伸びるので、周りの木こり・木工師からの調達することも検討しよう。

また住民向け販売において、おじさんの関心は『盾・道具』のため、木槌などの道具を販売棚に並べておくと一緒に道具も買っていってくれる。さらに木刀も置いておけば『剣・盾』の関心を持つお兄さんも寄ってきて盾と木刀をセットで買っていってくれる。このように住民向け販売では盾を中心とした関心チェインが完成するため、木の盾の販売は非常に重要である。

プレイヤー販売においては高レベルの道具屋が一式装備梱包のためにまとめ買いしていくことも多いので、販売棚は100個くらいで埋めておくと大人買いしていってくれる。